産業カウンセラーに必要な条件
産業カウンセラーに必要な条件知ってますか。
1社会人としての資質
自分自身も人間的に成長していることが必要です。こころの状態、精神的発達、ストレス耐性、コミュニケーション能力など自分自身を客観視でき自己一致した上で業務を遂行していくことが大切です。
さらに社会人としての健全性が求められます。また、幅広い人権感覚を養うことが求められています。
2 専門家としての研鑽
こころの問題にかかわる専門家としてその責任の重大さを自覚して謙虚にその専門性の追求のため、常に自己研鑽に励まなければならない。資格取得後も実践に携わりながら自己研鑽に努めることが必要です。
雇用情勢の変化やメンタルヘルスに関する国の動向、労災認定基準の変化などに注視しておかなくてはなりません。
3 信頼関係の確立
クライエントとの信頼関係はカウンセリングの前提です。受容共感的態度でクライエントに向き合い、クライアントがこの産業カウンセラーとだったら問題解決に向け一緒にやっていけると思える安心感や信頼関係がなければカウンセリングは進展しません。
さらに守秘義務やインフォームドコンセントについては十分な注意を払わなくてはいけません。産業カウンセラーは労働者の不利益になることを決してしてはならないのです。
クライアント個人だけではなく、産業組織の関係者を巻き込んで人間関係を構築し信頼関係を作り上げていくことが大切になります。
いかがですか、しっかり実践していかないとダメですね。