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発達障害
カウンセラーの知識として知っておいてほしい発達障害のこと。
カウンセリングの時の参考にしてください。
先天性の脳の機能障害、発達の障害であり病気ではない。
脳機能の発達のでこぼこのため特殊な認知、知覚、記憶や言語の障害がある。
病状は多様性に富み、健常から重度までの間にははっきりとした境界はなく連続性がある。
以下は主な特徴です。
1 主な行動様式
- 言語能力があっても、会話を続けることが難しい。
- 同じ言葉をいつも繰り返す独特な言葉を発する。
- オウム返しで同じ言葉を話す。
2 コミュニケーションの質的な障害
- 顔の表情、体の姿勢、非言語的行動が上手く使えない
- 楽しみ、興味を他人と自発的に共有しない。
- 気持や感情が上手く伝えられない。
- 視線が合わない、他人に無関心
3 行動興味のこだわり
- 特定の習慣儀式にこだわる。
- 家具の配置を変えるのを極端に嫌がる。
- 関心のある物事に没頭する。
- 思考している世界に入り込み、気が付いたら独り言をぶつぶつ言っている。
4 知能や情緒の障害
- 対人関係の障害、言語の欠如などで知能は遅れてくる。
- 客観性を持たない文書や事実だけを網羅した文章を書く。
- パニック、かんしゃくや衝動的行動
5 知覚、感覚の敏感さ、困難さ
- ある特定の音光味覚などに対する強い不快感や困惑
- 特定の食べ物しか食べられない。
- 特定の音にパニック
- 視覚の優位性
- 耳で聞くよりよ眼でみるほうが認識しやすい。
6 脳波異常やてんかん発作
7 睡眠障害
- 環境の影響や心理的な状態から興奮がおさまらず、入眠できないことがある。
8 記憶の特異的な良さ
9 先を見通す力の弱さ
- 物事の完成した姿をイメージすることが苦手
- 今までの経験を組み合わせて新しい解決法を見つけ出すのが苦手
10独自の思考パターン
11衝動性制御の弱さ
- 思ったことをそのまま口に出してしまう。
12注意や集中の持続が難しい
- 何かの刺激に反応してそれまでの事を中断してしまう。
- 落ち着かず、いつも体のどこかを動かしている。
参考にしてください。