事例検討の注意点

事例検討を作成する時に注意してほしいことは、事例をよく覚えておくことです。

数回にわたりクライエントとの面談を行い、それを録音されてもらい、逐語にして、逐語検討を行ってきました。

そして、その後、逐語検討を行うことになるのですが、失敗しがちな点をお教えします。

 

個人情報上、逐語の記録や面接の録音を消去しますが、その時期が問題です。

つまり、事例検討を作成した後でなくては、事例を書けなくなってしまいます。

 

私は、事例検討は面接の過程を記憶している範囲で記載して、作成するものと考えていました。それが違っていた。数回分の面接の録音を聞き直して、さらに数回の逐語記録も見返して、事例を作成していくのです。

 

個人情報上、録音も逐語を作成したら速やかに破棄するのもと思っていた私でした。

でも、少しおかしいですよね、いくら勉強のために使用するとは言ってはいるが、そのように長期間も保存して可能なのだろうかと。

 

録音はパスワードもかからない状態でPC等に保存しているのです。なんかまずいですよね。

そう思いながら事例検討を行ってもらったのでした。