皆さんこんにちは。ご覧頂きありがとうございます。

発達障害の種類と特性

発達障害について知ってもらうためにもう少しお付き合いください。

広汎性発達障害やアスペルガーなどの自閉傾向のある「自閉スペクトラム症」と自閉傾向があまりみられない「注意欠如多動症」です。

言葉の読み書きや理解力、算数に関するハンディキャップがある学習障害もあります。

カウンセラーは非定形的発達的特性を見過ごしたままカウンセリングすることがありますが、個々の特性や問題点を把握して支援をすることが大切です。

どんな時にうつ状態になったか、裏にあるものまでしっかり聴く。

本人が自分で学習できる状態に持っていくことが必要です。

 

自閉スペクトラム症(ASD)

自閉症、それに類似した特性のある障害の総称で「広汎性発達障害」「アスペルガー障害」知的に遅れのある「カナー症候群」も含まれます。
それぞれの障害はつながりのある連続性として捉えられています。

社会的特性

他者への関心が乏しい、人の気持ちを察することが苦手、空気が読めない。
コミュニケーションの特性
冗談、比喩、慣用句を文字通りに解釈する、相手への配慮の無い一言、紋切り型口調。

想像性の特性

空想と現実の切り替えが難しい。特定の手順にこだわる。

その他の特性

感覚異常、コレクション、置物の配置にこだわる独自のルール、手先や運動面の不器用、慢性的な不安

相手のペースに乗らない。細かく聴いていく。

 

注意欠如多動症(ADHD)

「不注意優位型」「多動性・衝動性優位型」「混合型」の3つのタイプがある。

不注意的特性

集中が苦手で一定時間集中して人の話を聞くことができない。忘れ物が多い、ルールを忘れる、時間に遅れる。

多動性的特性

じっとしていられない、落ち着きがない。貧乏ゆすり、動き回る。喋りすぎ、話がまとまらない。

衝動的特性

考えたりせず思いついたら行動する。相手が話している途中で答えてしまう。順番を待てない。好きな仕事を優先する。

障害で困っていることを知ってみる。

これらのことを知った上でカウンセリングをすることが必要ですね。