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事例検討2

前回の続きです。よろしくお願いします。

 

事例検討を行う時期です。以下の3つがあります。

1 初期の段階での検討

2 実践途中の段階での検討

3 終了後の検討

 

事例検討参加の心構え

1 自分がカウンセラーだったらどうかかわっていたかを考える。

2 自分がクライエントだったらどう感じるかを考える。

3 今後の自分のカウンセリングに生かすことを考える。

4 事例によって自身のカウンセリング観、人生観、人間観に影響があったか。

5 事例提供者には共感的態度で接する。

6 検討会で知りえた事例の秘密や参加者の発言内容を第三者に口外しない。

 

事例の取扱の留意点

1 参加者等のプライバシーの保護に十分留意する。

2 事例検討資料はナンバリングを行い、終了後回収を確実に実施する。

3 事例検討資料は裁断等確実に処置する。

 

事例検討会の着眼点

1 クライエントの明確化
・来談経緯
・何に悩んで来たのか。
・家族の状況、職場環境、人間関係
・問題の緊急度合い

2 カウンセリングの枠組み
・場所、頻度、回数、料金

3 援助資源
・家族の理解と協力は
・関係機関との連携

4 カウンセラーの見立てと働きかけ
・クライエントの主訴にどのように対応したか。
・クライエントの問題をどのように認識したか。
・どのような方針と構想を立てたか。

5 カウンセリングのプロセス
・カウンセリングはどのような経過だったか。
・クライエントにはどのような気づき変化があったか。

6 カウンセリングの成果
・最終的に見立てた目標は達成したか。
・目標が達成されなかったとすればその原因は。
・終結の時期及び方法は正しかったか。

いかかでしたか、参考にしてください。